スコットランドのインディペンデントボトラー「モリソン スコッチウイスキー ディスティラーズ(※元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソンとジェイミー・モリソンを中心に幅広いレンジのウイスキーを輩出している)」のブレンデッドモルト「オールドパース12年」をご紹介。
税別6,500円(税込7,150)
オールドパース12年はシェリー樽で12年以上熟成させた良質なスペイサイドモルトのみを使用した、ブレンデッドモルトです。豊かな風味を損なわないようにノンチルフィルター、アルコール度数46%でボトリングされています。
甘く煮込んだフルーツとスパイシーなオレンジマーマレードを基調としたバランスのとれた風味で、フィニッシュに暖かみを感じるスパイスの味わいが広がります。
バーボンバレルに比べ流通量も少なく、高価なシェリー樽で熟成させた原酒のみを使用した贅沢な1本です。ぜひストレートで、シェリー樽由来のキャラクターが複雑に絡みあって生まれる豊潤で奥行きのある味わいをゆっくりとお楽しみください。
このブレンデッドモルト「OLD PERTH(オールドパース)」の商品名の由来はブレンディングの発祥の地として知られるハイランドの町「パース」に敬意を表し、その町の名を冠したそうです。ブレンディングへの敬意と誇りが感じられます。とかくシングルモルトに目が行きがちですが、ボトラーズの腕の見せ所1+1=3にするようなブレンドの妙を楽しみたいですね。話は変わりますが、スコットランドの地酒にとどまっていたウィスキーが世界に広まったきっかけもブレンデッドウィスキーの誕生が要因らしいですね。またサントリーの創業者でもあり初代チーフブレンダーでもあった鳥井信治郎氏、その鋭敏な嗅覚と創造的ブレンド技術で「大阪の鼻」なんて呼ばれていたそうです